Jetson TX1 (JetPack 3.0)にTensorFlow 1.0をインストールする

JetPack 3.0にTensorFlow 1.0をインストールしようとしましたが、ビルドに失敗してしまいました。調査する時間も惜しいので、今回も有志が公開しているバイナリをインストールしちゃいましょう。

githubのissueからGoogle Drive上のwhlファイルへリンクが張られています。これをDLして pip3 install すれば完了です。必要に応じてvirtualenvも使いましょう。

ただし、Python2用のバイナリは提供されていないようですのでご注意を。

Jetson TX1をJetPack 3.0に更新する

Jetson TX2の発売と合わせてJetPack 3.0が公開されました。公開から数日が経ってしまいましたが、この最新版に更新したいと思います。

今回は諸事情によりMacBook Pro上のVirtualBoxではなく、Windows PC上のVMWareに入れていたUbuntu 14.04 LTSから作業します。

以前にJetPack 2.xで試した際には失敗しましたが、今回は事前にTX1をリカバリモードにしてVMWareのUbuntuからTX1を認識できることを確認した上で作業を行いました。

手順はマニュアル通りです。インストーラをDLし、chmod +x して実行し、画面の指示に従って操作するだけです。この辺りは以前の記事と同じ内容なので再掲はしません。今回はVMWareからでもリカバリモードでのイメージファイル転送が成功し、無事にJetPack 3.0に更新することができました。

あとはeMMCからではなくSSDから起動するよう設定しましょう。先の記事と同じ手順で問題なくSSDから起動させることが可能です。

Jetson TX1にTensorFlowをインストールする

2017/03/21追記: 最新の1.0.1をインストールしました

Jetson TX1のGPGPUを活用すべく、TensorFlowをインストールしてみましょう。他のPython環境に影響しないようvirtualenvを利用し、GPU対応版をインストールしてみます。

$ sudo apt-get install python-pip virtualenv python3-dev
$ mkdir tensorflow
$ cd tensorflow
$ virtualenv -p /usr/bin/python3 env
$ . env/bin/activate
(env)$ pip install tensorflow-gpu
Collecting tensorflow
 Could not find a version that satisfies the requirement tensorflow (from versions: )
No matching distribution found for tensorflow

怒られてしまいました。どうもaarch64 (64bit ARM)用のバイナリは公式には用意されていないようです。

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VirtualBoxでJetson TX1の母艦を立てる

Ubuntu14.04 on VirtualBox
Ubuntu14.04 on VirtualBox

Jetson TX1をセットアップするためには、母艦(マニュアルではhost)としてUbuntu 14.04環境が必要です。デュアルブート環境でもあれば問題ないのですが、私は普段の作業は開発PC上のDebian testing (stretch)がメインで、他にはMacBook ProとWindows PCしかありません。いずれかのPCをUbuntu 14.04とのデュアルブートに仕立て上げてもよいのですが、今回はmacOS Sierra環境上にVirtualBoxで母艦を立てる方法で対応します。

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Jetson TX1にアクリルのカバーを付ける

Jetson TX1 cover
Jetson TX1 cover

Jetson TX1に底板は付いていますが、カバーがありません。そのまま使うとほこりを被ってしまいます。サードパーティ製のよさげなカバーも見当たらないので、アクリル板でカバーを作りました。

※この記事は過去のブログの内容を再構成したものです。

開発者キットの基板はMini-ITX規格に準拠しているようです。Mini-ITX規格について検索してみたところ、ネジ穴位置を画像公開しているサイトを発見。こちらを参考にさせて頂きました。

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Jetson TX1をUSB SSDから起動できるようにする

NVIDIAのJetson TX1には16GBのeMMCが内蔵され、ここに開発環境 (Ubuntu Linux)がインストールされます。デフォルト状態で大部分の領域が使われてしまっており、また、eMMCの寿命も気になる方も多いことと思います。そこで、外付けのUSB SSDに開発環境を移して、こちらから起動できるようにしてみたいと思います。

※正確には依然としてeMMCの/bootから起動していますが、rootfsをUSB SSDに移動していますので便宜上このようなタイトルにしています。

既に同様のことを考えて実行されている方が、ウェブ上に記事を公開して下さっていますので、参考にしましょう。Jetson TX1上に最新のJetPackは導入済みで、Jetson TX1上のUbuntu Linuxにログインできているものとします。

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