pi-top v2評価中 GUI編

pi-topを起動するとスプラッシュイメージが表示された後に、ランチャー (pi-topDASHBOARD)が表示されます。最初はウィザードに従って設定していくことになるのですが、どうもpi-topのツール類が英語とスペイン語にしか対応していないようで、ウィザードでは日本語を設定することができず、ひたすら英語です。

英語に苦手意識のない高校生なら問題なく使いこなせそうですが、このままでは小学生どころか中学生が使うのも難しいかも知れません。

ランチャーは大きく3つのペインに分かれています;

  • 左: pi-topCODERとCEEDuniverse
  • 中: アプリのランチャー (デスクトップ、Chromium等)
  • 右: 備忘メモ

ここでランチャーのデスクトップボタンを押すとLXDEに切り替わります。こちらの画面でRaspberry Piの設定ツールを起動して、言語やタイムゾーン、WiFiの国コードを設定しておきましょう。LXDEのメニューを日本語化できますが、pi-topDASHBOARDの方は英語のままです。

pi-topCODERはプログラミングのチュートリアルアプリです。言語や難易度などを指定してワークシートを検索し、そのワークシートに従ってプログラミングを学習できる、というツールです。ここでinventor’s kitの使い方も学べるようです。

CEEDuniverseはプログラミングの概念を理解できるミニゲームです。バタ臭いキャラクタデザインなので日本人受けしにくいかも知れません。

LXDEのメニューからはScratchのオフラインエディタやMathematicaといったRaspberry Pi定番のプログラミング環境の他、JavaやPythonのIDEを使うこともできます。

pi-topDASHBOARDの設定画面からアクセスできるpi-topCLASSROOMを使ってみたいのですが、使い方が不明です。pi-topのサポートに問い合わせを投げていますが、今のところはまだ回答がありません。

pi-top v2評価中 H/W編

pi-top website

Raspberry Pi 3を内蔵できるモジュール式のSTEM教育用ノートPC、pi-top v2を入手して評価しています。定価284.99USD, 送料無料、通関手数料と税金で3,000円、RasPi3と合わせて総計40,000円ほどです。

このpi-topの特徴として、表題の画像のようにキーボードを手前にスライドでき、そこからRasPi3や拡張モジュールにアクセスできるようになっています。つまり、ノートPCのままでGPIO等にアクセスしてLチカできたりする訳です。専用の拡張モジュールは、マグネット式のレールに簡単に取り付けることができます。

ハードウェアスペック的には

  • 14インチのフルHD液晶
  • 英語配列のキーボード (スライド式)
  • タッチパッド (左右クリック)
  • バッテリー内蔵、電源アダプタ付属
  • ヒートシンク兼ブリッジ、モジュール用ハブ、モジュール取り付け用レール
  • モジュール (inventor’s kit) 付属
  • ケンジントンロック用の穴

という感じです。サイズは一昔前のビジネス用ノートPCぐらいです。蛍光グリーンの筐体は樹脂製で加工精度もあまり高くない感じで、正直ちょっと安っぽい質感ですが、子どもがハードにいじくり倒すことを考えれば、このぐらいでちょうどよいのかも知れません。

セットアップは非常に簡単でしたが、Raspberry Pi 3を取り付ける際に多少強引にネジを回して固定しなければならないポイントがあったりしました。おそらく加工精度の問題でしょう。

その他、気になるポイントとしては、タッチパッドのクリック時にカーソルが動いてしまうことでしょうか。キーボードを叩くと微妙にキシキシ言ったり、Raspberry Piが取り付けられるあたりが他に比べて暖かくなったりすることは瑣末ですが、カーソルが不意に動くのは結構ストレスを感じます。

Google AIY Voice Kitが来た

Google AIY Voice Kit

Rasyberry Pi 3に繋いで音声認識で遊べるGoogle AIY Voice KitPimoroniで受注していたので注文し、初期入荷分4,000台のうちの一つを無事に入手しました。まだ箱を空けて中身の眺めただけで、組み立てていません。同梱されていた小冊子がマニュアルになっており、これに従って組み立てればよさそうです。

parcel from PimoroniPimoroniから届いた小包には「海賊ロボ忍者さる」の文字列が。どうも海外で流行ってる新種のジャンケンの手のようで、これらの頭文字からPimoroniは名付けられたとか何とか。

ちなみにPimoroniにはPi Zero Wの在庫もあったので、ついでに一つ購入しておきました。

なお、国内では今月末にKSYから発売になるようです。

Dell Precision T5500のBIOSを更新する

開発のメインPCとしてDell Precision T5500を利用しています。BIOSのバージョンがだいぶ古かったので、Debianから更新してみました。まずは最新のBIOSのLinux用インストーラをDLし、実行権限を付けてからインストーラを実行します。

$ chmod +x T5500A16.BIN
$ sudo ./T5500A16.BIN
./flash: error while loading shared libraries: libz.so.1: cannot open shared object file: No such file or directory

怒られました。zlibが見つからないと言っていますが、どうやら32bit版のzlibが必要なようです。lib32z1をインストールして再度チャレンジします。

$ sudo apt-get install lib32z1
$ sudo ./T5500A16.BIN
Enter 'Y' to replace A08 BIOS with A16 BIOS. Y

Confirm -- Entering 'Y' will close all applications, shutdown the O/S, flash the BIOS, then reboot.

Confirm replace BIOS? Y

今度は成功しました。Linuxがシャットダウンし、自動的に再起動してBIOSの更新が実行されます。起動時のDellのロゴの下に表示されるバージョンも、無事に最新のA16になりました。

HHKB Pro2 Type-Sを復活させる

HHKB Maintenance
HHKB Maintenance

復活という表現は不適切かも知れませんが、印象としてはまさに復活なのでこのタイトルにしておきます。

突然ですが、私は大学生の頃からHappy Hacking Keyboard (以下、HHKB)を愛用しています。初代HHKBが発売された翌年に入学した大学で初代HHKBが大規模に採用されており、自宅用にも同モデルを購入しました。社会人になってからもHHKBを使い続け、今では会社用と自宅用の複数台持ちです。現時点の最新モデルはBluetooth対応のHHKB Pro BTですが、私は無線の始動性の悪さや電源ON/OFFの煩わしさが好きになれず、有線接続のHHKB Pro2 Type-S無刻印モデルを愛用しています。

閑話休題。このType-Sは静音性を追究したモデルで、購入当初は確かにペコペコした小さな打鍵音だったのですが、発売から5年が経過し、機構部分の摩耗もあってかカチャカチャと普通のキーボードと同じような高い打鍵音がするようになってしまっていました。

これを解決すべくシリコンスプレーを吹いてみようと以前から思っていたのですが、今回、HHKBを清掃するついでに実行に移したという次第です。

“HHKB Pro2 Type-Sを復活させる” の続きを読む