HHKB Pro2 Type-Sを復活させる

HHKB Maintenance
HHKB Maintenance

復活という表現は不適切かも知れませんが、印象としてはまさに復活なのでこのタイトルにしておきます。

突然ですが、私は大学生の頃からHappy Hacking Keyboard (以下、HHKB)を愛用しています。初代HHKBが発売された翌年に入学した大学で初代HHKBが大規模に採用されており、自宅用にも同モデルを購入しました。社会人になってからもHHKBを使い続け、今では会社用と自宅用の複数台持ちです。現時点の最新モデルはBluetooth対応のHHKB Pro BTですが、私は無線の始動性の悪さや電源ON/OFFの煩わしさが好きになれず、有線接続のHHKB Pro2 Type-S無刻印モデルを愛用しています。

閑話休題。このType-Sは静音性を追究したモデルで、購入当初は確かにペコペコした小さな打鍵音だったのですが、発売から5年が経過し、機構部分の摩耗もあってかカチャカチャと普通のキーボードと同じような高い打鍵音がするようになってしまっていました。

これを解決すべくシリコンスプレーを吹いてみようと以前から思っていたのですが、今回、HHKBを清掃するついでに実行に移したという次第です。

まずはキートップをすべて外します。私はHHKB購入時にオマケで付いてきた引き抜き工具を捨てずに使い続けています。同等品がAmazon等で購入可能です。マイナスドライバーでも代用可能ですが、ハウジングやキートップに傷を付けないようご注意を。

外したキートップはアルコールタオルで磨いた上で、無刻印なのでキー配列を崩さないよう並べておきます。キートップを外し終えたら、キーボード本体を清掃します。私はESD対応のブラシを持っているのでこれでホコリや汚れを掃き出した後に、全体をアルコールタオルで磨きました。

HHKB Key Tops
HHKBのキートップを外したところ

清掃が済んだら、いよいよシリコンスプレーを吹きます。HHKBのサイトにあるキースイッチの構造を参照して頂きたいのですが、仮にハウジングとその中に納められたプランジャの円柱部のすきまが摩耗しているのがカチャカチャ音の原因であれば、シリコンスプレーでここの滑りをよくしてやれば改善される筈です。

ちょうどハウジングに切れ込みがありますので、ここからスプレーを吹いてみます。

HHKB Silicone Spray
HHKBにシリコンスプレーを吹く

すべてのキーのプランジャについてスプレーを吹き終えたら、ハウジングに掛かった余計なシリコンを吹き取ってからキートップを戻し、メンテナンス完了です。

さて、効果の程は…… まあ失敗していたら記事にはしませんよね。ということで大成功です。購入直後のType-Sのような、ペコペコした感じの静かな打鍵音に戻りました。期待通りですね。素晴らしいです。

2017/02/06追記: シリコンスプレーは、ゴムやプラスチックを侵さないものを選択して下さい。また、キーボードは手で触れる機材ですので、万が一、口に入った場合のことが気になる方はフードシリコンスプレーを利用することも検討してみて下さい。

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